啓心館は、今年の8月で満40歳になります。23歳の時にはじめた僕も、63歳になりました。高校受験のための中学生のみを対象としていた塾から、次第に小学生や高校生のクラスもでき、ピアノやチェンバロを中心とした音楽科や大人のための語学教室も加わり、それぞれ小さいながらも存在感のある活動を続けています。また、3年前に1階に音楽と美術のためのギャラリー(Barca)開設したことから、僕の世代に近い人たちが多く集う「絵画教室」や「レコード・コンサート」、「日本の歌・童謡をうたう会」なども誕生しました。
今、この国は大きく変わろうとしています。そして、その変化はあまり良くない、心楽しくない方向に向かっているように思えてなりません。これからこの国で育ち、生きてゆかねばならない若い人たちにとって、厳しすぎる社会になろうとしています。この40年間もそうでしたが、子供たちの学力のみを伸ばすのではなく、この時代を生き抜く知恵と力を育てることを念頭に私たちは塾を運営しています。また、若いときに英語の学習で「挫折」した人を対象にした「大人のための、やり直し英語」講座などでは、ゆっくりと時間をかけてコンプレクスをとき、少しずつ「自身」を持たせる指導をし、大きな成果をあげています。
啓心館創立の理念でもある、「心を啓き、力を育てる 」地道な努力をこれからも続けてゆくつもりです。